演 題:撫順戦犯管理所、そして中帰連とは

📅 日時:2025年12月11日(木) 14:00〜15:30

👤 講師:芹沢昇雄氏
🎓️肩書:NPO中帰連平和記念館、事務局長・理事
🎥 開催形式:会場開催(オンライン同時配信あり)

講演会概要

敗戦後シベリヤに抑留された約60万人の中から、969人の元兵士が5年後の1950年に、旧ソ連から「戦犯」そして中国に引き渡され、遼寧省の撫順戦犯管理所に収容されました。また戦後も八路軍と戦った元兵士140人は山西省の太原戦犯管理所に収容されました。その元兵士が1956年に帰国を許され組織したのが「中国帰還者連絡会」(中帰連)です。
戦時中の日本軍は中国で「三光作戦」(奪い尽くし、焼き尽くし、殺し尽くし)という名の強姦や生体解剖などあらゆる加害・虐殺をして来ました。その鬼と呼ばれた彼らが、どうして人間性を取り戻す事が出来たのか。撫順管理所での生活や帰国後の生活などから考えます。

講師プロフィール

1941年東京神田に生まれ、1945年3月「東京大空襲」に遭う。1946年に父が病死、一人っ子の母子家庭となる。高校卒業後、東武鉄道で42年間電車の検査と労働組合運動に入り、夜学の専門学校で3年間電気を学ぶ(電気主任技術者)。2001年定年。
「神戸少年事件」の再審を最高裁まで闘う。「当番弁護士制度を支援する会」に参加、「起訴前公的弁護制度」を実現。1956年「NPO中帰連平和記念館」を設立、事務局長・理事

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